フォントについて

モニターの解像度

コンピューターのモニターの標準的な解像度は72dpiです。
これは、ドットが1インチあたり、72個並んでいるという意味です。
対して、印刷媒体の解像度は350dpi程度あります。

コンピューターでは,極めて解像度が低いため、小さな文字や込み入ったディティールはつぶれてしまいます。

見やすい日本語

日本語のなかでも、特に漢字は、アルファベットに較べ、ディティールがこみ入っています。
日本語のなかで比較的視認性が良いのがゴシック体、次いで明朝体となっています。
サイトの印象作りの為に明朝体は外せないという事でなければ、ゴシック体を採用した方が、読みやすくなります。

フォントの持つ印象

セリフ体=明朝体はフォーマルな印象があります。
対して、サンセリフ体=ゴシック体はカジュアルな印象があります。
比較的大きな文字を使えるのであれば、サイトの印象にあわせたフォントを使う事により、サイトの印象を方向づける事が出来ます。

使えるフォントはコンピューター毎に異なる

ホームページで指定出来るフォントには限りがあります。
自分のコンピューターでは、期待通り表示されているページでも、同じフォントを持っていなければ、他の人のコンピューターでは全く違った印象になります。
日本語に限れば、誰の環境でも期待通り表示出来るフォントは、非常に限られています。
WindowsでMSゴシック、MS明朝、Macでヒラギノゴシック、ヒラギノ明朝程度となります。