アメリカでホームページを制作する

アメリカ ホームページ制作

アメリカでホームページの制作、リフォームをしているのが、弊社です。
ロサンゼルスにも事務所があるため、ロサンゼルスの企業を中心にサービスを提供しています。

今回は、アメリカでホームページを制作する上で、気に留めて置かなければならないことをまとめてみました。

アメリカのホームページ ベーシックな構成

アメリカの場合大企業は例外として、中小企業では、HTML+CSS 、イチから書き起こすケースは少なくなっています。
ほとんどのケースで、WordPressなどのコンテンツマネジメントシステム(CMS)を使っています。
直近のデータでは、全CMSのうち、WordPressは6割程度のシェアがあるそうです。

まずは、アメリカで弊社が作成した、事例をもとに、現在のベーシックな構成をまとめておきます。

  • ドメイン:年間 $15~
  • サーバーホスティング:年間 $120〜
    追加料金なしでSSLが使えるものが増えています
  • サーバー環境
    • MySQL
    • PHP
  • WordPress (CMS)

メリットデメリット

次に、WordPressのメリット、デメリットをいくつか挙げておきましょう

WordPressのメリット

  • 非常に多くの稼働実績があり、開発者も多く、問題が生じた際の解決が簡単
  • テーマ変更で、ホームページの見かけを大きく変えられる
  • プラグインを追加することにより様々な機能を追加できる
  • クライアント側での投稿、小変更などのメンテナンスが容易

WordPressのデメリット

  • セキュリティホールの情報が広く共有されるため、不正アクセスを招きやすい
  • 不正アクセスの踏み台としてスパムコメントが多くなる
  • 不正アクセスを防ぐためには、WordPress 本体およびプラグインの更新が欠かせない。
  • プラグイン開発は有志によるものが多く、ある日突然使えなくなることがある

以上のメリットデメリットを考慮した上で、全体の構成や運用を考えることが必要になってきます。

ホームページ 制作の流れ

そして、弊社がアメリカでホームページを作成する際の、作業の流れを簡単に解説しておきましょう。

  1. ヒアリング
    業態、商品やサービス内容、対象となる顧客像、必要とする機能、サイト全体で狙うキーワード
  2. ホームページの設計
    ヒアリング結果をもとに、ページ構成、テーマの選択、色目の決定、追加するプラグイン、キーワードなどを決めていきます。
  3. ホームページの基本構造の設定
    データベースのセットアップ、WordPressやプラグインのインストールおよび設定を行います。
  4. 空ページの作成、メニュー登録
    全てのページを作成します。また、この際に各ページの構造化を行います。
    全ページができた時点で、メニュー登録を行います。
  5. テキストと画像の追加、スタイルの追加
    各ページにテキストと画像を追加していきます。また、必要に応じて、ホームページの見た目を制御するスタイルシート(CSS)の設定を追加します。
  6. テスト
    テキストと画像の追加が進むのと同時に、動作テストを行います。
  7. ホームページの公開
  8. 一通りのテストが終わった時点で、GoogleやBingなどの検索エンジンにサイトマップを送り、検索エンジンへの登録を促します。
  9. 公開後の微調整
    公開後の不具合を修正します。

おおよそ、この様な流れとなります。

多言語で作るか?

英語、日本語、どの様な言語でホームページを作成するかというのは、アメリカでホームページを制作する上で、避けて通れない命題です。

どの様な顧客層がメインになるかはっきりすれば、自ずと決まってきます。

同時にどの言語をベースに作成するかも考える必要があります。
ちなみに、英語、日本語、スペイン語だけでなく、それ以外の言語の追加も可能です。

アメリカのドメイン名

アメリカのホームページの場合、ドメイン名も気にした方がいいかもしれません。
通常のビジネスの場合、.comを使うことが一般的です。
ただし、ビジネス、団体によってはそれ以外のドメインを使った方が、ユーザーから理解してもらいやすくなります。政府機関 .gov 、協会や非営利団体 .org、教育期間 .eduなどです。

アメリカ企業の制作事例

リテール – Eコマースの組み込み

Eコマースの場合、言語、決済通貨、配送方法の問題は、最初に考慮すべきポイントです。
ShopfyやBigCommerceなどのEコマースサービスをホームページに組み込んで、機能を実現することが多いですが、
もともと、これらのEコマースサービスが、多言語対応していなかいこともあります。

また、多言語に加えて、特定の決済や配送方法にしか対応してないこともるので、注意が必要です。

POSとつなげることを考えると、ShopifyかSquareがお勧めです。

不動産会社 – MLSの組み込み

不動産会社の場合、MLSを組み込んだホームページを作成します。
IDXを利用することで、複数都市、複数州にまたがったMLSの構築が可能です。
物件検索、地図検索だけでなく、地域やプロジェクトを絞り込んだ、簡易検索を構築します。

MLSの多言語化、SQFTで表示されている面積を坪や平米に変換することも可能です。

ツアー会社 – ツアー予約システムの組み込み

ツアー会社向けに、ツアー予約システムの組み込みを行なっています。
システムによっては、決済、ツアーごとのピックアップ場所・時間の設定、多言語化など承っています。

APIが提供されているサービスでは、他社の販売システムに統合したり、オンライン旅行販売大手で販売してもらうことも可能です。

プロフェッショナルサービス – 予約カレンダーの組み込み

プロフェッショナル向けに、予約カレンダーの組み込みを行なっています。
複数箇所、複数スタッフ、異なるサービスに対応した、予約カレンダーもございます。
システムによっては、カレンダーをGoogle CalendarやiCalに取り込みできます。

決済機能も統合することも可能です。

アメリカのホームページを制作

弊社はハワイ州の企業です。しかしながら、サービス対象は必ずしも、ハワイ限定というわけではありません。
アメリカや日本の企業のホームページの制作、リフォームを承っています。

新規でホームページを作成される場合は、ぜひ弊社にもお問い合わせください。